写真家 岡本和行さん

AIJP(アワガミ・インクジェット・ペーパー)「びざん」をご購入いただいた岡本和行さんに作品を見せていただきたい、とお願いしたところ、快くご協力いただきました。また、プリント方法についてのアンケートにもご回答くださいましたので、掲載させていただきます。
岡本さんは、広告写真家で、ご友人がニューヨークから持ち帰られたGregory Colbertの写真集により、阿波和紙を知られたそうです。

写真展を開催するにあたり、アワガミのインクジェット用和紙を実験的に使ってみたところ、とても良い仕上がりになったそうです。
葡萄の作品は、アワガミの和紙を使われ始めた当初のものですが、当時のことを、「この葡萄の写真は、日本画の顔料をふりかけて撮影しました。和紙にプリントするのが一番合っていると思いプリントしてみると、顔料の粒子が和紙にぴったりと合っていい仕上がりになりました。
10年ほど前に制作され、印画紙にプリントしたり色々な紙に印刷しましたが、思うような仕上がりにならず、お蔵入りになっていたものなのですが、その後、インクジェットの普及からもう一度やってみようと思い立った次第です。他の花の写真もプリントしましたが、とても良い仕上がりで満足しています。」と経緯を教えてくださいました。

もう一つの作品、「花美」シリーズの中の一点です。紙の四方についた手漉きの耳が「自然の額縁」のようです。北海道で活躍されている岡本さん。花の咲く季節が短いので、花の季節には毎日のように撮影に出かけられているそうです。短い花の命を和紙に閉じ込めているような、一瞬の美がそこにあります。       

 

取材:2007年

アワガミ

プリンターの機種、及びインクの種類は?

岡本氏

プリンターはエプソンPX-9000で、インクはエプソン顔料インクです。
黒はマットブラックを使用しています。

アワガミインクジェットペーパーに出力した岡本さんの作品
アワガミインクジェットペーパーを使い始めた頃の作品

アワガミ

プリント製作者は?

岡本氏

自分の作品は全部自分で作成しております。

アワガミ

データソースは?

岡本氏

すべてデジタルカメラを使用しています。
この写真はポジフィルムからスキャンしました。

アワガミインクジェットペーパーに出力した岡本さんの作品
最近の作品から

アワガミ

使用コンピューターとOS、そして使用ソフトウエアを教えてください。

岡本氏

使用コンピューターはマッキントッシュで(Mac、G5)システムはOS10.4.4です。
ソフトはフォトショップCS2を使っています。
Ver.4.0から使っており、これ以外は考えられません。

アワガミ

手漉和紙の「びざん」をお使いいただきましたが、仕上がり感はいかがでしたでしょうか?

岡本氏

インクジェットで刷れるさまざまな紙をテストしましたが、私の作品を際立たせるのは<びざん>と<マーメイド>と思っております。

アワガミファクトリーから

いつも作品には、AIJPびざんを使ってくださる岡本さん。
スタジオを見せていただいた時、色彩豊かな自然の花々をびざんにプリントした作品が飾られていました。
A2サイズなど、大きな作品が多い岡本さんの作品。
「プリントを失敗するとがっくりくるんです。でも一枚一枚、耳の付き方も微妙に違うんで仕方がないですね…。」とおっしゃってました。
確かに、手漉きの耳は一枚一枚違い、またその味わいが手漉きのよいところでもあるのですが、プリントをするときは、少々コツがいるようです。
これからも岡本さんに使い続けていただけるよう、努めて参りますので、少々手のかかる製品ではありますが、今後ともよろしくお願いします!

毎回、違う花の作品が登場する岡本和行さんのオフィシャルブログはこちらから
http://studiok2.exblog.jp/

 

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